東部支部

東部支部より新年のご挨拶

2022年1月20日(木)

 
 
 東部支部会員、並びに賛助会員の皆様、あけましておめでとうございます。
 
 今年こそは良い年になりますようにとの願いも虚しく、新年早々新型コロナ感染第6波に突入し、残念ながら東部支部新年互礼会は中止せざるを得ない状況となりました。出席回答を頂いた方には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
 
 昨年は、全国大会もWEB上での開催になるなど、まだまだ従来通りの活動や交流がし難い日々が続いていましたが、東部支部では11月に『第3回子ども建築写真ツアー』を開催することができました。子どもたちの生き生きとした表情を見ていると、やはりこういった活動の必要性を感じたところです。
 
 さて、コロナばかりに目を向きがちな昨今ですが、その間にも社会は大きく変容しつつあります。脱炭素社会へ向けての建築・まちづくりの在り方、人口減少に伴う既存ストックの有効活用、地震や水害など災害への対応など、多様化する社会的要請を受けながら、建築士会として、また建築士としてどのようなことができるのか模索していかねばなりません。ニューノーマルの時代へ向けて、どう相互コミュニケーションを取っていくかもこれからの重要な課題です。
 
 今年の干支は寅。『虎は千里往って千里還る』と言われるように、活力、行動力の象徴の動物です。また、十干十二支では本年は『壬寅(みずのえとら)』。厳しい冬を越えて芽吹き始め、新しい成長の礎となるとの意味合いがあるそうです。本年が、そのような礎となる年になりますことを祈念いたします。コロナ対策は引き続き行いながらも、可能なときには虎のような行動力を発揮していきたいものです。
 
 建築士としての研鑚、地域社会への貢献、会員交流など、支部として担うべき従来からの活動を引き続き行いながら、新しい時代へ向けた活動方法を、皆様と一緒に考えていきたいと思っています。本年も東部支部へのご支援、ご指導、ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
 

(東部支部支部長 赤山 渉)